ハウスクリーニングで結構汚れがひどくなっている箇所で、トイレの換気扇というのがあります。
汚れがひどくなると、空気を吸わなくなるので、換気ができません。
トイレットペーパーの埃が日々溜まってきて、羽根にこびりつき蓄積して、回転バランスが崩れて振動して音が出る場合もあります。
モーターが経年劣化で音を出していることもあります。
その場合は、軸にグリスなどを噴霧すると落ち着く場合もありますが、ベアリングがへたっていれば時間が経てばまた音が出てくる場合があります。
そうなると、換気扇の交換になります。
先日、現状回復の現場で換気扇が汚れており、たいていトイレの換気扇は分解はしないでブラッシングで掃除機がけするだけなのですが、埃がトイレに落下するのが嫌なので、時間もあったため分解してみました。
下から見るとこんな感じ。
触ると、汚れが落下してきて大変になりそうなので、ネジ緩めて中を見てみました。
シロッコファンのケーシング(カタツムリ型のケース)を外すと羽根がむき出しになります。
よく汚れています。
羽根を外すとこんな状態。
ちゃんと風を切ってないので、吸引力もおちていますし、症状がこれ以上進むと振動し始めます。
内部もこんな状態。
掃除機をかけて、ふけるところは拭いて
羽根とケーシングは、洗剤で洗浄。
新品になりました。
もとに戻して終了。風を切る音もスムーズになりました。
他の現場ですが、表面パネルは、こんな感じでバネになっていることが多いので、白いパネルを下に引っ張って2本のバネを指でつまんで片方ずつ外せば、内部が見れます。
音がしたり、振動し始めたり、表面のパネルに埃が大量についてる場合など
本体内部がひどいことになっている場合がありますので、たまにはチェックしてみてください。
自分で掃除したい方へのヒント
なかなか分解までは難しい場合は、換気扇の電源を切って、下からブラッシングだけでも大丈夫ですが、埃がひどい場合、中途半端にホコリが取れると、羽根のバランスが崩れて余計に回転音がし始めたり、振動したりしますので羽根の埃は、均一に取るのが望ましいです。
あと換気扇の電源を切ってしまうと、トイレの電気も連動して消えてしまうお宅もあったり、何分かしないと換気扇が止まらないお宅もあります。よくスイッチのところに換気扇は遅れて消えますって書いてある場合など。
照明と換気扇が連動している場合は、換気扇を止めるとトイレが暗くなりますので、ヘッドライトをつけて作業すると、両手が塞がらずに作業できます。
私の場合、ヘッドライトはこれを使っています。
電池が大きい(単3を一回り大きくした充電池)ので長時間使えてLEDでかなり明るいです。
参考にしてくださいね。
楽天です。
私は替えの充電池と充電器も結局あとから購入したので、最初から一緒に買うといいと思います。
同じ店で買えますよ。
また便利な掃除道具、紹介していきますね。